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Nゲージ&ジオラマのやり方

鉄道模型の動画や写真撮影向きのカメラ

「鉄道模型」と言えば、「Nゲージ」と呼ばれるレール幅9ミリの模型が一般的ですが、これを撮影する場合、被写体に接近して撮影する「接写」が多くなります。「撮り鉄」であれば、「一眼レフのデジタルカメラ」が主流ですが、デジタル一眼レフカメラは遠くにあるものを写す用途向けになっており、接写は概して苦手です。
ピントが合わせにくく、相当熟練しないと手ブレが多発します。キャノンのEOS R5のような野外で本物の鉄道を撮影する際に使う大型カメラになると750gほどになります。気軽に片手で好きなアングルを選べるようなものではありません。

一番撮影に向いているのはiPhoneに付属しているカメラです。スナップ写真向けのイメージが強いですが、接写も得意としていて、Nゲージを正面から撮影したり、実際に走行している状況を動画撮影するのに適しています。ピント合わせも画面を指でタッチして合わせるので、比較的容易です。また、重量も150gほどなので、片手で持って、好みのアングルから撮影することができます。自動手ブレ補正機能も搭載されているので、初心者でも手ブレの心配はあまりなさそうです。スマホが普及している状況を考えると、この方法が一番適切かもしれません。

鉄道模型

小型のデジタルカメラにもお勧めの機種があります。FUJIFILMの「FINEPIX F40」シリーズです。接写モードが装備されていて、被写体と7cmの距離まで、ピントが合います。自動フォーカス設定にしておけば、ピントが合った時点で「ピピッツ」という音がするので、確認も簡単です。動画撮影機能も搭載されており、1分程度の短い動画なら音声付きで撮影可能です。重量も180gほどなので、片手で十分に操作できます。SDカードスロットも装備しており、SDカードからパソコンにデータを移行して編集することも容易です。
重量200g以下で10cm前後まで対応できる接写モード機能付きのデジタルカメラならスムーズに撮影できます。