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Nゲージ&ジオラマのやり方

リニアモーターカーの模型車両を自分好みに塗装する楽しみ方

リニアモーターカーは技術上の問題から実用化には至っていませんが、鉄道模型ならジオラマの中を颯爽と走らせることが可能です。技術の進歩により、実車と同様に磁石の力で浮上してそのまま走行するリニアモーターカーが販売されています。走行の仕組みが従来の鉄道模型とは大きく異なるので軌道やコントローラーは別に用意する必要がありますが、Nゲージサイズなのでジオラマに組み込むのは難しくありません。また、リニアモーターカーの車両を自分好みのオリジナルデザインで塗装するのも一つの楽しみ方と言えるでしょう。
実用化されていない車両のカラーリングは正式に決まっていないため、どのように塗装しても自由と解釈することもできます。

リニアモーターカー

そのため、デザインの決め方に制限が無いと言っても過言ではありません。走行時の空気抵抗を減らすために細身の形状になっているリニアモーターカーは、シャープでスタイリッシュなデザインが似合うとされています。しかし敢えて旧国鉄時代のローカル線車両のような色合いに塗装するのも個性的なアレンジです。
既存の車両とそっくりな塗装を施し、リニアモーターカーバージョンと称する楽しみ方もあります。Nゲージの車両はそのほとんどが手の平に収まるほどの大きさであり、リニアモーターカーも例外ではありません。小さいので塗料をあまり使わない反面、作業は決して簡単ではないと言えるでしょう。

好みのデザインに塗装するなら塗料の性質を把握し、使用する道具にもこだわって綺麗に仕上げることを心がけます。
Nゲージの鉄道模型への塗装は慣れが必要なので、外装の凹凸が少ない車両で練習してから取り掛かるのが賢明です。